不正と内部統制の関係~強固な組織作りのために~ 1不正発生の要素 2008年4月、日本版内部統制監査制度(いわゆるJ-SOX)の導入により財務報告に係る内部統制の整備・運用及び内部統制の実施が上場企業には義務付けられ、企業の内部統制に関する公認会計士による内部統制監査の実施が始まりました。 J-SOX導入当初では不正発生件数は一旦減少しました[…続きを読む]
初の景品表示法に基づく「確約手続」 消費者庁は2025年2月26日、パーソナルジム運営事業者(A社)に対し、景品表示法に基づく「確約手続」を初めて適用すると発表した。A社が消費者庁へ申請した「確約計画」には、一般消費者への返金措置も盛り込まれた。インターネット上などで氾濫する不適切な表示の是正に向けて、従来の措置命令・課徴金納付命令と[…続きを読む]
“ナンバーワン表示”景品表示法上の留意点とは? 「顧客満足度 第1位」「アフターサービス№1」といったナンバーワン表示が不適切であったため、景品表示法違反に問われるケースが増加している。広告にナンバーワン表示を掲載する場合、どのような点に注意する必要があるのだろうか?過去の違反事例と、消費者庁が2024年9月26日に公表した「№1表示に関する実態[…続きを読む]
堤世浩弁護士 「ちょこ弁-ちょこっと弁護士Q&A」に健康食品広告に関する解説記事を寄稿しました 「ちょこ弁-ちょこっと弁護士Q&A」に、堤世浩弁護士の執筆記事「健康食品の広告を作るうえで注意すべき点を教えてください。」が掲載されました。
大麻取締法と麻薬・向精神薬取締法の改正 改正された大麻取締法と麻薬・向精神薬取締法(麻向法)が2024年12月12日に施行された。これに伴って、CBD(カンナビジオール)を配合したサプリメントや化粧品などの関連製品の規制ルールも大きく変更された。製品中の有害成分であるTHC(テトラヒドロカンナビノール)の残留限度値を新設し、これを超えた製[…続きを読む]